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ニーズに対応した園づくりを考えたい

保護者、子供の視点を大切に
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2022.07.28 卒業生の活動最新号

今年、創立96周年を迎えた兵庫大学附属須磨幼稚園。4月から須磨幼稚園の園長に就任した澤田洋子さんは、長い歴史と伝統をもつ本幼稚園の運営を任されたことに喜びと責任を感じながら、先人たちの知恵と経験を受け継ぎ、現代の幼児教育へのニーズにも柔軟に対応した新しい学びの環境を整えようと全力で取り組んでいます。

判断力が問われる毎日

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今春から園長となった澤田さんが、日々の業務の中で実感するのは、組織のトップに立つ者として、つねに的確な判断が求められること。「焦らず、一つひとつのことを熟慮して、その場に応じた判断を下していかねばなりません」。その基本となるのは、保護者、子どもたちの立場に立って考えること。丁寧に意見を聞きとりながら園を運営していくことだと続けます。
須磨幼稚園は、睦学園の掲げる「和」の精神をモットーとしています。「この仏教の精神は、とても大切なことだと私は思います。一人ではできなくても、大勢の力が集まれば成し遂げられることは多い。物事は皆で力を合わせるから成就するのだと、日頃から先生にも子どもたちにも伝えるようにしています」。
子どもたちだけでなく、園に勤務する先生たちを大切にすることも園長の役目。「子どもたちを大らかに支えられるよう、先生にはユーモアと諦めない気持ち、それと情熱を持ち続けてほしい。先生の心と体がいつも元気であることが大切だと思っています。また、いったん相手の視点に立って他者の気持ちを大切に考えながらお話を進めてほしいともお願いしています」。さらに、若い先生の味方になることも重要だと強調しました。

経験豊かな先生に指導を受けた短大時代

元来子ども好きだった澤田さんの「幼稚園の先生になりたい」という憧れは、短大時代に現場経験豊かな先生方からさまざまな話を聞くうちに、ますます強くなりました。部活動では童話クラブに半年間所属。「楽しい思い出はいろいろありますが、人形劇の演じ方などを学べたことは、現場に出てから大いに役立ちました」。卒業後は、兵庫大学附属幼稚園に着任しました。「当時の園長のもとで、幼児教育のあり方を実践的に学べたことに大変感謝しています。公立の幼稚園での体験談を聞かせていただいたことも勉強になりました」。

よりよき教育者をめざし学び続ける

就職して10年目に転機が訪れました。クラス担任と同時に主任を務めるようになったことで、もっと深く専門的に学びたいという思いが募ってきたのです。そこで兵庫大学に再び通い、それまでの幼稚園教諭二種免許状に加えて一種免許状を取得。さらに、大学院修士課程を修了し、専修免許状も取得しました。「資格を取り、現場に出て経験を積み、再び学び直すことで専門的な知識が得られました。就職してからも学ぶ機会がもてたのは、幼稚園のサポートのおかげです。周囲の先生方にも、就職後も積極的に学んでほしいと伝えています。」
園長になった今も、新しい知識を貪欲に吸収していきたいという澤田さん。学んだことを今後の園の運営に生かし、ご家庭からの信頼を維持できる保育者であり続けたいと望んでいます。

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澤田 洋子 さん

兵庫女子短期大学 保育科を1985年3月に卒業後、同年4月より兵庫大学附属須磨幼稚園に勤務。クラス担任、主任などを経て2022年4月より同園の園長に就任。

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