
指導者として、演奏家として
音楽の素晴らしさを伝えていきたい
2023.07.25 教育
小さい頃から音楽が好きで、大学は教育学部に進みバイオリンを専攻した崎元りずみ講師。演奏家としての顔も持ちながら、教員採用試験を受けて中学校教員となり、その後、小学校の音楽専科の先生として活動しました。縁あって兵庫大学短期大学部の教壇に立つこととなった崎元講師に、将来保育や教育の現場に立つ学生たちに学んでほしいことや、舞台に立つすばらしさなどを聞きました。
学生たちに一番、伝えたいことは
普段から強調しているのは「音楽教育は技術指導ではない」ということ。音楽の授業というと、すぐに楽器や歌が得意・不得意という考え方になりがちですが、子どもは本来、そんな考え方で音楽と接しません。もっと自由に楽しんでいます。
確かに音楽の先生は、鍵盤ハーモニカや太鼓、カスタネットなどの楽器や、歌の指導を行います。しかしその時に大切なのはテクニックではなく、人間教育の視点です。自分をより豊かに表現する喜びや、聴いた音楽からさまざまなイメージを広げる楽しさを子どもたちに教えることが重要なのです。
演奏を指導する時、私は「上手にできたね」ではなく、「素敵な音楽だね」と言葉をかけます。演奏のいちばんの楽しさは、思いを共有すること。ともに音楽を奏でる仲間、聴いてくださる方々と一緒になって、素敵な気分になることです。音楽って素敵だなという思いを伝えられる先生、いつまでも覚えているようないい思い出を作ってあげられる先生が保育、教育の現場に増えてほしいと願っています。
力を入れているアンサンブルの指導
授業の中で、器楽のアンサンブルを指導します。アンサンブルは言葉小さい頃から音楽が好きで、大学は教育学部に進みバイオリンを専攻した崎元りずみ講師。演奏家としての顔も持ちながら、教員採用試験を受けて中学校教員となり、その後、小学校の音楽専科の先生として活動しました。縁あって兵庫大学短期大学部の教壇に立つこととなった崎元講師に、将来保育や教育の現場に立つ学生たちに学んでほしいことや、舞台に立つすばらしさなどを聞きました。のないコミュニケーション。太鼓やカスタネットなど、音程の変化を出せない打楽器でも楽しいアンサンブルはできます。音の高さ、音色の違いなど、楽器一つ一つに個性があるから、自由な発想があればいろいろなことができるのです。まず、先生となる学生が自由に楽器で楽しんでほしい。現場では先生の発想の豊かさが、音楽の授業を楽しくするのです。
演奏家としての思い
今もバイオリン演奏者として舞台に立つことがあります。今年の4月にはオーケストラの仲間とベートーヴェンの「第九」を披露しました。第九といえば、普通は年末に演奏される曲目なのですが、コロナ禍でなかなか音楽会が開催できなかった毎日が続き、ようやくコンサートができるようになった時、何を演奏したいかと仲間と相談した結果、第九がいいと意見がまとまりました。当日はあらためてベートーヴェンの深さに触れることができました。演奏会は準備も本番もなかなか大変ですが、仲間や聴いてくださる方と音楽を共有する楽しさからは、やはり離れたくありません。これからも続けていきたいですね。
これからやりたいこと
音楽の楽しさ、素晴らしさを伝え続けること。そして、人々の普段の生活の中にもっと音楽が溢れていくようにお手伝いをすることです。自分自身、いろんなスタイルの演奏活動を続けていきたいし、学生にも学外での発表の場をたくさん作ってあげたい。兵庫大学短期大学部の所属する睦学園のネットワークを活かして、附属幼稚園などとの交流も増やしたいと考えています。
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崎元 りずみ
短期大学部保育科 講師 専門:音楽(バイオリン)